06/20
2025
社会全体で介護しないと終わる
仕事と介護の両立シリーズ 第4回
要約
この動画「仕事と介護の両立シリーズ」の第4回は、仕事と介護の両立の難しさと、社会全体で介護を支える必要性を訴えています。家族介護者はSOSを出しにくく、企業の相談体制も未整備なため、潜在的なニーズが見過ごされがちです。介護離職を防ぐためには、企業の対策義務化だけでなく、専門職による積極的な関与と介護者の心のケアが不可欠です。小さな行動や言葉が介護者を支え、社会全体で介護に向き合うことが超高齢社会において重要であると述べています。今後の配信では、介護の全体像や未来予測、産業ケアマネージャーの活用方法などが予定されています。
キーポイント
- メッセージ: 「ダメな相談機関になるな、従業員を守れない企業になるな、社会全体で介護する時代に備えよう」[00:05]。
- SOSを出せない現状: 家族介護者や働きながら介護をしている従業員は、自らSOSを出せないことが多い [00:22]。
- 相談体制の問題点: 福祉の相談窓口機能の弱まりや企業の相談体制の未整備が、相談者の勇気をくじいている [00:50]。
- ニーズの見落とし: 相談がないからといってニーズがないと判断するのは軽率 [01:11]。
- 相談窓口の重要性: 相談窓口が利用できない場合のリスク [01:50]。
- 早期発見の重要性: 「隠れ介護状態」での抱え込み [02:33]。
- 介護離職の現状: 介護者の2人に1人が働きながら介護をしており、介護離職者が多い [02:50]。
- 育児介護休業法の改正: 企業に介護離職防止の対策が義務付けられる [03:34]。
- 社会全体での介護: 公的機関だけでは対応できないため、社会全体で介護と向き合う必要性 [03:50]。
- 専門職の役割: 相談者の状況を理解し、適切な対応をする [05:48]。
- 介護者の心のケア: 相談者の気持ちを受け止め、寄り添う [06:04]。
- 小さな行動の重要性: 話を聞くことや、ちょっとした言葉が大きな影響を与える [06:52]。
- 専門職の積極的な関与: 相談が届くように「網を仕掛ける」必要性 [08:24]。
- 超高齢社会への警鐘: 社会全体で介護を支える社会を目指す [09:15]。
- シリーズの振り返り: これまでのシリーズ内容の振り返り [09:34]。
- 今後の配信予定: 介護の全体像や未来予測、産業ケアマネージャーの活用方法など [10:17]。